Zksync Eraのエアドロップを受け取ることはできたでしょうか。他の人はどのくらいのトークンを手にしたのか気になりませんか?この記事では、Zksyncエアドロップの対象条件やトークン分布の詳細を解説します。自分の配分が平均的なのか、データと比較してみましょう。
エアドロップの対象条件
そもそもエアドロップの対象となるには、2024年3月24日のスナップショット時点で以下の条件のうち少なくとも1つを満たしている必要がありました。
- Zksyncネイティブ NFTの所有によってZksyncの新興文化の一員であること
- ZksyncネイティブのERC20トークン保有によってZksyncエコシステムをサポートすること
- スマートコントラクトウォレットを使用してZksync Era のネイティブアカウントの抽象化を試すこと
- 他のETHコミュニティからの過去のエアドロップを受け取り保持し続けることで、長期的な視点を持っていること
- 一般的なETHメインネットのスマートコントラクトを使用し、新しいユースケースやdAppsを探求すること
トークン分布の実態
対象アドレスは約69万に上りました。気になるトークンの分布状況は以下の通りです。
- 0-1k: 90,937人
- 1k-5k: 477,996人
- 5k-10k: 63,582人
- 10k-20k: 26,871人
- 20k-50k: 18,517人
- 50k-100k: 12,657人
- 100k以上: 155人
平均トークン量は4,924、中央値は1,533で、保有量のばらつきが大きいことがわかります。ユーザーの75%が3,252以下のトークンを保有している一方、最大保有量は160,495 (bobjiang.eth)にも上ります。
あなたの配分は平均的?
データを見ると、トークン配分にはかなりの偏りがあることが見てとれます。単純平均の4,924を大きく下回る1,000〜5,000の間に全体の69%のユーザーが集中しています。一方で、10万以上の大口保有者も155人存在するのです。
つまり、エアドロップ対象の大多数は平均を下回る1,000〜5,000程度の配分となった一方で、ごく少数の上位層が大量のトークンを受け取ったと言えるでしょう。あなたの配分が1,533前後なら「平均的」、3,252より多ければ「ラッキー」と言えるかもしれません。
そんな中、私は2つのアドレスにエアドロップが該当し、8,393ZKと9,835ZKも頂けました。合計18,228ZKものトークンです。参加者の75%が3,252以下の配分だったことを考えると、自分は相当「ラッキー」でした。すごくうれしいです。
今後に向けて
今回、Zksync Eraエアドロ受け取れた方、おめでとうございます🎉
そして今回のエアドロップでトークンを獲得できなかった方も、どうかあきらめないでください。私自身、時間を費やし、配分ゼロだったプロジェクトは沢山あります。この前のtaikoも0でした。その都度、がっかりしますが、これが全てではないと知るべきです。
私たちが諦めずに活動を続ける限り、かならずエアドロップで当てるチャンスは巡ってきます。次に向けて、一緒に前を向いて頑張っていきましょう。
【追記】
6/14にエアドロに関して、ZK Token がFAQ を公開。
- エアドロップの対象となる2つの主なカテゴリー:
- ユーザー (89%): 7つの適格基準のうち少なくとも1つを満たし、ZKsync Era に暗号資産をブリッジしたユーザー
- コントリビューター (11%): ZKsync のプロトコルとエコシステムに貢献した個人、開発者、研究者、コミュニティ、企業など
- ユーザーベースの割り当ては、適格基準を満たした数、ZKsync Era にブリッジされた金額と期間、ボーナス乗数の組み合わせに基づく
- 4つの適格基準を満たしても、他の人より少ない割り当てになる場合がある。これは、ブリッジした金額、保有期間、ボーナス乗数の有無による
- "バリュースケーリング" は、ブリッジした金額と保有期間に基づいて割り当てを調整する仕組み
- ZKsync Lite のみを使用したユーザーは、適格基準を満たしてもエアドロップ対象外
- コントリビューターカテゴリーの一部のアドレスは、ZKsync Era での取引がなくてもエアドロップを受け取ることができる
- Degen、Bonsai、Crypto The Game、Pudgy、Milady などの実験的なオンチェーンコミュニティにも一部のエアドロップが割り当てられている
- ユーザーベースの最大報酬は100Kトークンだが、コントリビューターカテゴリーにも該当する155のアドレスはそれ以上を受け取る